ダイエットするなら知っておきたい省エネモード
ダイエットにおける省エネモードとは
まず、ダイエットにおける省エネモードって何?という話になりますが、この省エネモードというのは
摂取量が普段より大幅に下がった時に脳が食糧不足の危険を感じ、エネルギーの消費を抑える状態(モード)
のことを指します。
この省エネモードというのが学術的にしっかりと定められたものかどうか?はわかりませんが、管理人は自身のダイエット経験から、この省エネモードというものはある、と確信しています。
人間に省エネモードが備わった理由
この省エネモードというものは、ダイエットをする上では外しておきたい邪魔なものにしかならないのですが、そうもいかない理由(歴史?)があります。
現代の日本ではかなり食べる物に恵まれていますが、そんな環境になったのは、ほんの数十年前からの話で、それまでは飢えとの戦いの歴史でした。
特に原始時代を含めた数百万年は、食糧不足による飢えとの戦いを強いられてきたので、その対応策の進化を遂げていったそうです。
その機能の一つが食糧不足に陥った、と脳が判断した時に発動するエネルギーの消費を抑える省エネモードとなった、ということのようです。
ダイエットをするなら知っておきたい省エネモードの4つの特徴
ダイエットをしている時は、体重がそれなりに減少してくれないと、ストレスが異常にたまります。(これって、自分だけでしょうか?^^;)
減ったときはいいのですが、増えたときや体重が減らないときなんかは、いい加減イライラしてきます。
しかし、体重が増える理由や減らない理由がわかると、まだ納得できるものです。
なので、ここでは省エネモードについての特徴を書いておこうと思います。
省エネモードの特徴
省エネモードの特徴として以下のものがあげられます。
- 消費カロリーが少なくなるので、体重の減少が遅くなる
- 空腹感が強くなる
- 食べたものを通常モードの時よりも、体に溜め込もうとする
- 体調不良になる(頭がボーっとする、肌の回復が遅くなる?)
体重の減少が遅くなる
省エネモードに突入すると、消費カロリーが少なくなるためか、食事の摂取量を減らしても、思った以上に体重の減少が遅くなったり、止まったりします。
空腹感が強くなる
脳が「食べ物が足りない!もっと補給しろ!!」と命令を出すわけですから、空腹感が強くなります。
ダイエットをやっているものにとっては、非常に辛い命令となるわけです。。。
食べたものをできるだけ体に溜め込もうとする
脳が食糧不足の危機感を感じている時に食べるわけですから、食べたものがしっかり体についたりします。
「せっかく食べた食料だ、できるだけ溜め込んで食料を得られないときに備えよう!!」・・・と考えているのかもしれませんが(笑)、そんな感じで体重がボンっと増加したりするのです。
そのせいか、せっかく減らした体重がわずか1、2食で一気に戻ってしまったりします。
体調不良になる(頭がボーっとする、肌の回復が遅くなる?)
また、消費エネルギーが減らされる分、生命維持にそれほど重要ではないと脳が判断したものへのエネルギー供給が少なくなります。
頭がボーッとしたり、肌の回復が遅れたり、といろいろな不調が出るようです。
省エネモードに突入すると、このようにダイエットに不利なことばかりが発生します。
ダイエットを無理なく行ないたいのなら、省エネモードに突入しないやり方をとらないといけないのかもしれません。
省エネモードは具体的にどうあらわれる?
省エネモードがダイエットの時に「具体的にどうあらわれるのか?」ということについて管理人の経験談を紹介します。
管理人がダイエットに失敗した時の省エネモードの現れ方
食事量を減らし、最初は順調に体重が落ちていく。
↓
ある時点でピタッっと体重が減少が止まる
↓
体重が中々落ちなくてイライラする
↓
空腹や好物の我慢ができなくて、少し多め(のつもり)に食事をとる
↓
一気に体重が増えて、これまでの苦労が水の泡になったように感じる
管理人がダイエットに失敗した時は、大体、以上のような経過をたどりました。
上記の経過を考察してみると、おそらく最初順調に減っていった時が通常モードだったのだと推察できます。
その後、省エネモードに突入したため、消費エネルギーが減り、空腹感が強くなり、食べたものを一気に体にとりこんだのではないか?と考えています。
では、「どうしたら省エネモードに突入せずにダイエットができるのか?」について管理人が出した結論は
セットポイントを維持したまま、体重を減らしていく
というものになります。
このセットポイントについては、以下の記事で詳しく書いていきます。
詳しく書いたのですが・・・以下の記事を読まれてないのなら、重要度は以下の記事の方が上かと思いますので、以下の記事を先におすすめしておきます。
ただ、セットポイントの記事の最後にも以下(↓)の記事へのリンクははっていますので、興味のある方からご覧下さい。